キャットちゃんの心臓

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キャットちゃんの心臓

キャットちゃんは、心臓の聴診で心雑音(ドックンドックンに異音が混じる)が見つかりました。
心臓エコーやレントゲン検査の結果、僧帽弁閉鎖不全症と診断しました。
僧帽弁閉鎖不全症は、ワンちゃんで最も多い心臓病で、図のように心臓の左側にある僧帽弁の閉まりの異常により血液の逆流を起こします。(逆流は心雑音として聴取可能です)
初期は無症状ですが、進行すると興奮時の咳や、疲れやすさ、運動したがらない、突然の呼吸困難などが起こってくるため、注意が必要です。

病気が進行していくと、心臓の肥大や変形も起こってしまうため、無症状の段階での心雑音の発見と治療が何より大切です。

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キャットちゃんも早期に発見ができたので、心臓の負担を減らすお薬を始めることで、進行を遅らせることができます。
いつも検査の時に、お利口にじっとしていてくれるいい子です。

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Updated: 2015年2月26日 — 6:12 PM